textarea(テキストエリア)要素は複数行にわたるテキスト入力欄を表します。

textarea要素説明
カテゴリー・インタラクティブコンテンツ
・サブミット可能なフォーム関連要素
・パルパブルコンテンツ
・フォーム関連要素
・フレージングコンテンツ
・フローコンテンツ
・ラベル付け可能な要素
・リスト可能なフォーム関連要素
・リセット可能なフォーム関連要素
コンテンツモデルテキスト
使用できる場所フレージングコンテンツが期待される場所

textarea要素で使用できる属性

属性名属性値説明
グローバルすべての要素で使用できる属性
autocomplete初期値
on:オートコンプリートを行う。

off:オートコンプリートを行わない。
オートコンプリートの可否を指定する。
cols初期値:20テキスト入力欄の幅を文字数で指定する。
dirnameltr:左から右

rtl:右から左(アラビア語などの一部の言語)
送信データの書字方向に関するクエリ値をのクエリ名を指定する。
disabled論理属性テキストの入力を無効にする。
form<textarea form=”所属するform要素のid属性値”></textarea>任意のform要素に付与したid属性値を指定することで関連付けを行う。
maxlengthmaxlength=”5″入力可能な文字列の最大文字数を指定し、入力制限を付けられる。

maxlength属性に指定した文字数を超えるテキストは入力できなくなる。10を指定すると、テキストエリアには10文字以下のテキストしか入力できない。
minlengthminlength=”8″入力コントトールに入力可能な文字列の最小文字数を指定する。この属性を指定することで、「○文字以上」 という入力制限を付けることができます。
namename=”名前”デーが送信される際のクエリ名を指定する。
placeholderテキストテキスト入力欄にあらかじめ表示されるダミーテキスト(プレスホルダー)を指定する。
readonly論理属性テキスト入力欄を閲覧者が変種できないように指定する。閲覧者は値を変更できなくなるが、フォーム送信時には値が送信される。
required論理属性テキスト入力欄への入力を必須とする。何も入力されていない場合、対応するブラウザではフォームの送信が行われない。

ただし、以下の条件では、required属性は無視される。

・関連づけられた form 要素に novalidate 属性が付与され、入力内容の検証が無効になっているとき。

・同じ入力コントロール要素に disabled 属性、または readonly 属性が付与されているとき。
rows初期値:2テキスト入力欄の高さを文字数で指定する。
wrap指定できる値は以下の2つ。

soft:入力したテキストは入力欄の幅で自動的に折り返されるが、送信されるクエリには折り返しは反映されない(初期値)。

hard:入力したテキストは入力欄の幅で自動的に折り返され、送信されるクエリにもその折り返しが反映される。
テキスト入力欄における折り返しの指定を行う。

使用例

<form action="./textarea.php" method="post" target="_blank">
  <p>
    <label>
      テキストエリア:<br>
      <textarea name="text"></textarea>
    </label>
  </p>
  <p>
      <button type="submit">送信</button>
  </p>
</form>

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