<details>~</details>
details(ディテールス)要素は閲覧者が操作可能な開閉式のウィジェットを表します。見出しをクリックすると開閉する階層型メニューを作成できる。
open属性によって最初から開いた状態を指定したり、name属性をつかって、複数のdetails要素をグループ化し、グループ内のdetails要素が1つ開いたら、他を閉じる、といった動作をさせることも可能。
details要素 | 説明 |
---|---|
カテゴリー | ・インタラクティブコンテンツ ・パルバブルコンテンツ ・フローコンテンツ |
コンテンツモデル | フローコンテンツ 最初の子要素としてsummary要素が1つ必須 |
使用できる場所 | フローコンテンツが期待される場所 |
details要素で使用できる属性
グローバル属性
すべてのHTML要素で使用できる属性になります。
open属性
属性値は論理属性。
open属性が指定されたdetails要素の内容、dialog要素は初期状態で表示され、閲覧者が操作可能です。open属性が指定されていないdetails要素は初期状態で内容が折りたたまれ、dialog要素はレンダリングされない。
name属性
name属性は、要素に名前を付与します。この名前を使用して、JavaScriptから要素にアクセスしたり、iframe要素に付与した名前はリンクのターゲットに使用したりすることができる。
details要素におけるname属性
details要素に付与されたname属性値は、details要素をグループ化する。
複数のdetails要素にname属性で同じ名前を付けると、それらはグループと見なされ、相互に排他的な動作、つまり「1つを開いた時に他を閉じる」という動作を実現できる。
使用例
<details>
<summary>見出し1</summary>
<p>詳細情報。</p>
</details>
<details>
<summary>見出し2</summary>
<p>詳細情報。</p>
</details>
表示
見出し1
詳細情報。
見出し2
詳細情報。