<dfn>〜</dfn>
dfn(ディフィニション)要素は文書内で定義される定義語を表します。
定義語とは、その語句の定義が、それを含む段落やセクション内で言及されている語句のことです。もし、dfn 要素が、 dt 要素の内容である場合は、後続の dd 要素で言及されるはずです。つまり <dfn>野球</dfn>
とした場合、これを含むセクション内で、野球について説明がされている必要がある。
定義語となるルールは下記の通りになる。
- dfn 要素が title 属性を持っている場合、title 属性値が定義語となる。
- dfn 要素が内包する唯一の子要素が title 属性を持った abbr 要素の場合、その title 属性値が定義語になる。
- 上記のいずれにも当てはまらない場合、dfn 要素の内容となるテキストが定義語になる。
dfn要素 | 説明 |
---|---|
カテゴリー | ・パルバブルコンテンツ ・フレージングコンテンツ ・フローコンテンツ |
コンテンツモデル | フレージングコンテンツ *但し、dfn要素を子孫要素に持つことはできない。 |
使用できる場所 | フレージングコンテンツが期待される場所 |
dfn要素で使用できる属性
グローバル属性
すべてのHTML要素で使用できる属性になります。
dfn要素にtitle属性を指定した場合、title属性の値が定義語になる。
使用例
<p><dfn title="Webサイト">サイト</dfn></p>とは・・・。
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サイトとは・・・。
dfn要素にtitle属性を指定しない場合、マークアップした用語がそのまま定義語となる。
使用例
<p><dfn>野球</dfn></p>とは・・・。
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野球とは・・・。