<data>〜</data>
data（データ）要素はさまざまなデータを表す要素になります。vlue属性は必須になります。値が、日付や時間に関するデータの場合はtime要素を使用します。
data要素で使用できる属性
グローバル属性
すべてのHTML要素で使用できる属性になります。
value属性
入力コントロールの初期値を指定する。
data要素におけるvalue属性
data 要素において、value 属性は必須で、その値はマシンリーダブル （プログラムなどによって読み取り可能な） な形式でなければならない。
| input 要素における value 属性 |
|---|
| value 属性はフォームの入力コントロールにおける初期値を指定する。フォームが送信される際、input 要素の type 属性値が、hidden の場合や、text などが指定され、閲覧者が値を入力できるコントロールの場合でも readonly 属性が指定されている場合は、この値がそのまま送信される。 閲覧者が初期値を変更した場合は、変更後の値がフォーム送信時に送られる。 input 要素の type 属性値が check、または radio の場合、選択された要素に指定された、この属性値の値が送信される。指定されていない場合は、空の値が送信される。 option 要素などでは、value 属性が指定されない場合、option 要素の内容となるテキストが値として送信されるが、option 要素の内容と、実際に送信する値を違う値にしたい場合は、value 属性によって指定することができる。 input type=”submit”、input type=”reset”、button 要素などでは、value 属性値が、ボタンのラベルとして利用される。 古い仕様の HTML では、input type=”text” の value 属性値に、入力例などを入れて、プレースホルダとして利用する場合があったが、HTML Standard 仕様では、placeholder 属性が追加されたため、このような用途には placeholder 属性が利用できる。 |
| li 要素における value 属性 |
|---|
| li 要素が ol 要素の子要素として使用される場合のみ、value 属性によってリストマーカーに表示する数字を指定することができる。指定できる値は、算用数字 （1, 2 …など） による整数になる。 |
| progress 要素における value 属性 |
|---|
| progress 要素における value 属性は、現時点での進捗状況を数値で指定する。指定できる数値は浮動小数点数ですが、0以上、max 属性値以下である必要があります。value 属性を持たない progress 要素は、「不定」、つまり「タスクは処理中だが、進捗状況が不明で完了までが予想できない状態」となる。 |
| meter 要素における value 属性 |
|---|
| meter 要素における value 属性は、現在の数値を指定する。指定できる数値は浮動小数点数だが、max 属性値以下、min 属性値以上でなければならない。 |
使用例
<p>
我が家は<data value="2">2</data>階建てです。
事務所はその<data value="1">1</data>階が事務所になります。
</p>表示
我が家は2階建てです。 事務所はその1階が事務所になります。